熊本県 | 葬儀BEST
熊本県の葬儀としきたり、夜伽見舞い
熊本県の葬儀やしきたりについて、しきたりとして近親者が通夜を参列する際にあたって、夜伽見舞いと言う風習があり、香典の他に別途品物を用意して遺族に渡します。同じ九州でも福岡では通夜見舞いと言い、熊本では一部の地域に限り、通夜の事を夜伽と言う事から夜伽見舞いとよだれ、呼び方は違いますが、内容はほぼ同じです。
夜伽見舞いはお菓子やお酒、缶詰など、主に食べ物や飲み物を用意する事が多いです。遺族はお通夜の後に、故人が淋しくないように語り合いをする時に、いただいた夜伽見舞いを食べながら過ごしてます。残りのものに関してはみんなに配っていきます。
夜伽見舞いをいただいた関係者には、香典返しの品物より多くのお返しをするならわしがあります。地域によっては、関係者が持ち寄った夜伽見舞いを持ち寄った関係者も含めてみんなでいただくという風習もあります。こちらは遺族が淋しくならないようにとみんなで元気づける意味合いがあります。
熊本県にある家族葬の魅力的な空間
熊本県には一風変わった葬儀会館があります。そこは一般的な会館というスタイルではなく、邸宅の形をしています。お葬式を出すためだけに作られた家と考えると、わかりやすいでしょう。かつては家で出すのが当たり前だったお葬式ですが、家から出すとなると片付けが大変です。
けれど、家だからこそ得られる、落ち着ける空間があることも確かです。この自宅葬のメリットとデメリットの両方から、できる限りデメリットを排除したのが邸宅型の家族葬空間です。まるで自宅のリビングにいるかのように故人に寄り添い、親族が集まって一つ屋根の下で過ごす時間は、会館では得ることのできない貴重な時間になります。
熊本県にあるこの邸宅型家族葬空間は、現在の家族葬主流の葬儀スタイルに新しい付加価値を与える場所になるのではないかと思われます。熊本県から全国へと、徐々に波及していきそうです。